自動車部品

1打合せ

支給頂いた製品設計DATAを基に社内DRを実施した後、細部についてお客様と打合せを行ないます。製品図面どおりのものをただ作るのみではなく、私たちサプライヤーの意向やアイディアを反映して頂く事によって、お客様と一緒にトータルパフォーマンスの優れた製品を実現できるよう積極的な提案を行なっています。

2金型設計・製作

近年、お客様のQCDに対する要求が厳しさを増す中、金型製作スピードと精度の両面を満たす事が必要不可欠となっています。当社では、高速マシニングセンター、ワイヤー放電加工機を中心とした各種工作機械を熟練した技術者が巧みに使い分け、最大限に活用することで精度の高い金型をスピーディーに製作する事を実現しています。

3成形

私たちの成形工場では、30t～220tサイズまでの成形機を稼働しております。一般的な単色成形機のみならず、2色成形機、竪型成型機など多岐に渡ります。生産現場にQRQC（クイック・レスポンス・クオリティー・コントロール）活動を取り入れることで不良品を作らない仕組みを確立し、安定した品質の製品を24時間体制で生産し提供しています。

4二次加工

当社では、成形部品のみならず塗装、印刷、半田付け、組立など様々な二次加工を行なっています。熟練作業者による手作業の他、自動半田付けロボット等の自動機の導入を積極的に進めることでQCDトータル評価の向上に努めています。

5測定・検査

当社では3次元測定機による精密測定に加え、最新の画像寸法測定機を導入する事で測定時間の短縮、工程品質管理の強化につなげています。検査工程では全数目視に加え、絶縁、導電状態を点検する電気検査やカメラによる画像処理などを取り入れ、お客様への不良品の流出を防ぐ防波堤の役割を果たしています。

6出荷

当社では、製品自動倉庫を用いる事で出荷作業の省力化とピッキング作業時間の短縮化を実現しています。また自動倉庫と生産管理ソフトを連動させることにより、常に全製品の在庫情報を製品の状態別で把握できることからお客様からのお問い合わせや追加のご注文に対しても迅速な回答が可能となっています。