磯網今年の取り組み
2022年03月07日
磯網漁場における今年の取り組み
側張り用化繊ロープ「メガライン」を磯網漁場の側に取り入れることは、先のブログで記載した通りです。
今年度の取り組みとして、側ロープと網肩を一体にした構造の道網を磯網漁場(水深40m)に取り入れてみます。(小型定置では網肩に浮子をつけて側網一体のところもあります)
目的:切上げ時、漁期開始時作業の低減
ワイヤーロープ側に代えてメガライン側を導入することによって側の嵩がかなり小さくなるのとフレキシブルになることから側・網一体構造にしてみる。側・網一体構造によって、道網ラインに沿って沈下している仮側浮上と網入れを同時に行うことが出来る。まず仮側を浮上させてワイヤーロープ側を設置。それから網を入れるという工程を一つ軽減できる。
漁期終了時の側切上げ時に側と網を一緒に上げながら仮側に代えて沈めることができ、網を上げてから側を沈下させる工程を軽減できる。
中~大型定置ではあまり聞いたことはありませんが、理屈ではうまくいくだろうと、いやきっとうまくいく。しかし~やってみなければ判らないことも…。
やって視ましょう
以下に陸上での仕込みの様子を。
思ったより普通に見えます。
今後、網入れ時の様子などもアップする予定です。
