北陸地方大雨による流木
2022年08月24日
8月4日から北陸地方(特に石川県南部加賀地方)を襲った大雨で河川から流出した流木・ゴミ(河岸の雑草の塊など)が9日あたりから鹿磯沖に漂着。
当漁場では10日・11日と側に寄り掛かった流木などの撤去作業を実施。
さらに8月17日の能登地方中心とした大雨でさらに流木などの漂流物が増加。
折からの潮速の時期とも重なり、時間の経過とともに漂流物の流木が海面から沈下し、海面から目に見えない範囲で網に寄り掛かっている状態が懸念されていました。
8月22日水中カメラで磯網全体を点検。
運動場・垣網の中層あたりに流木が絡んで、折からの潮速で網裾が海底からまくり上がっているのを確認。
夏枯れの時期でもあり、会社側と漁場現場と協議のうえ思い切って該当ブロックの網を上げてメンテナンスを実施することにしました。
9月以降切上げとなる11月中旬まで期間、網をしっかりと機能させて漁に結び付けることが最優先です。
現状を把握したからには、これが最善の対処法です。
酷暑のなか従業員の方々にはおいては大変な作業ですが…