この秋一番の大時化
2022年10月12日
10月8日(土)未明から11日(火)にかけて、この秋一番の大時化となりました。
台風11号・14号接近通過時よりも大きかったかもしれません。
台風の季節が過ぎて、次は季節風の時期です。
10月末には、例年大時化がやってきます。
この時期北陸の外海(西海岸)の定置網は、10月末の大時化が来る前に切上げを終了し漁期を終えるのが通例でした。
門前大敷の場合は、資材の試験的な運用も含めて、この時期を乗り切り11月前半の天候が一時落ち着く時期を含めて引き続き漁をするようになりました。
この後、本格的な冬を迎える11月後半から12月は時化が続き始めるのでさすがに切上げです。
切上げまであと約30回ほどの操業日。
大雨による流木処理、台風11号と14号による3週間ほどの休漁期間もあり、残された操業日数でどこまで水揚げができるか…、一日一日積上げてゆくしかありません。
本日は、操業は出来ませんでしたが少々波が収まってきたので側と網の点検にホクモウ丸・第八ホクモウ丸・第三ホクモウ丸出港。
沖網の道網側碇1本だけ上綱が切断していましたが、それ以外に被害は無いようです。
明日からの漁に期待です。