沖網漁場道網側浮上作業
2023年03月18日
1号道網側浮上と側取付作業
昨年切上げから、側を撤去して仮側として沈下してあったロープを海中より引き上げて、そのロープを船尾のキャプスタンで巻き上げながら道網を吊り下げる主側(パラブレードロープ)に交換。
北東から北風がやや強いながらも順調に作業を進め、300K(450m)を6人で伝馬船を使用せず19t型の本船で約3時間程度で終了。
網入れに向けて沖作業は着々と進んでいます。
3月半ばとはいえ午後3時を過ぎるあたりから、折からの北風と相まって結構寒いし、花粉が酷いこと😭

おまけ(道網2号浮上と側取付作業)
今漁期より沖網漁場道網2号200K(300m)にこれまでの側に変えて、化繊高強力素材を試験的に導入しました。
船への積み込み、作業中の取り回しは格段に楽な反面、一番大切な強度。漁期を通じた様々な海況の中で耐久性が問われます。
これまで使用していたパラブレードロープに比べて強力は十分と言えど、見掛けがかなり細くなっています。
取り付けた浮子とロープを縛り付けた部分の強度、波浪によるピッチングやローリングがロープに対してどのような影響を与えるか、今後の検証となります。